
【雨の『明神池』。誰も居ないのでなおさら神秘的な雰囲気です】
1日目 その① からの続きです。
散策に行こうと思いますが、曇り空になって来ましたので、全体的に暗い写真が多くなります。
管理人的にはわざわざ梅雨時に行くのですから想定内なのですが、景勝地としての上高地の写真としては、イマイチかもしれませんね。
1日目 その①の記事はこちらから
solosotocamp.com
『目次』
河童橋~岳沢湿原
テントを張り終えたので、昼食をとりに『明神』の『嘉門次小屋』まで行こうと思います。

【『明神』は小梨平より上流、奥上高地と呼ばれる地域になりますが、行くには梓川の右岸か左岸を上って行きます。左岸側は距離は短いですが単純な林道なので、散策コースとして楽しい右岸(梓川の対岸)を上るために、一度河童橋まで戻って対岸に渡ります。この写真は上流側から撮った河童橋、見えているのは下流の『焼岳』。ちょっと天気が心配ですね】

【河童橋横の『五千尺キッチン』。ここにはライブカメラが設置されていて、YouTubeの「上高地ライブカメラ」でリアルタイムの上高地の様子が見られます。管理人も上高地に行く時に、どの程度のウェアーが必要かの参考のため、いつも活用させてもらっています】

【河童橋の両岸には、ホテル、レストラン、カフェ、土産物店などがたくさんあります。もちろん日本有数の景勝地で観光客も多いので、食事など心配がないぶん、キャンプ初心者にも安心ですね】
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さて、右岸の散策路『自然探勝路』を明神へ向かいましょう。
途中の『岳沢湿原』が素晴らしい景色を見せてくれます(晴れていれば・・・)。

【散策路の分岐路には地図や案内板が設置されていますので、まず迷う事はないでしょう】

【『岳沢湿原』に到着です。立ち枯れの樹は大正池が有名だったのですが、近年大正池は堆積物が溜まり、立ち枯れの樹が減少していますので、立ち枯れの樹を見るのはこの『岳沢湿原』と『明神池』がお薦めポイントです。正面は『六百山』】

【こちらは2019年9月の岳沢湿原。晴れていればこんな感じの景色が見られます】
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【散策路はだいたいこのような木道などで整備されていて、スニーカー等でも充分に散策が可能です。見えているのは『明神岳』】

【岳沢湿原は本当に綺麗でいつ来ても飽きないです。河童橋から20分程度なので、割と簡単に往復できますょ】
『岳沢湿原』の案内はこちらから
www.kamikochi.or.jp
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岳沢湿原から明神池に向かいます。

【散策路に猿。日によってはいたるところに居ますが、写真のような昼間に散策路で出会う母猿と子猿や、単独の猿の場合はあまり心配ありませんが、明け方に群れで移動している猿達は、群れを守ろうと雄猿が威嚇してくるので、ちょっと注意が必要です。目を合わさないようにしましょう】

【せっかくミラーレス一眼を持って行ったので、とりあえず水の流れも写してみちゃったりして・・・。巨大な倒木も多いので、自然の驚異を感じます。風か雷でしょうね】

【新緑の美しい道ですが、熊笹の中を一人で歩いていてほとんど誰とも会わないと・・・。熊鈴を鳴らしながら歩きます】

【これは翌日、明神池から『明神橋』を渡った左岸の明神館横ですが、このような熊の目撃情報もありますので、注意が必要、出会いたくないNO.1ですね・・・】
明神池 穂高神社奥宮

【その『明神橋』が見えてきましたが、渡らずに手前を左に曲がると『明神池』に到着します】

【『穂高神社奥宮』の鳥居。ここをくぐると『嘉門次小屋』と『明神池』があります。この時は一瞬晴れ間の覗いていたのですが・・・】

【日本で最初の山岳ガイドと言われる『上條嘉門次』さんのレリーフ】
『嘉門次さんと嘉門次小屋』の案内はこちらから
www.kamikochi.or.jp

【本日の食事処、『嘉門次小屋』】

【囲炉裏でじっくり焼いた岩魚の塩焼きが名物で、毎回これを食べに嘉門次小屋まで来ています。(撮影許可をもらっています)】

【その『岩魚の塩焼き』定食、1,700円。囲炉裏でじっくり焼いているので、頭から骨まですべて食べられます、単品や蕎麦、骨酒もありますが、まだ歩くのでここはノンアルビールで我慢です。ちっさいブロンプトン号も一緒です(笑)】

【『穂高神社奥宮』でお詣りをしてから明神池へ】

【奥宮のすぐ横に明神池への入口の受付兼社務所があり、そこで御朱印をいただけます。拝観料は500円】

【明神池。常に観光客が写真撮影の順番待ちをしている場所ですが、この日は無人・・・。雨がポツポツ振り出しましたが良い雰囲気です。秋の御船神事で山の安全と神の恵みに感謝する雅楽を奉納する船が浮かんでいます】

【良い雰囲気などと喜んで冒頭の写真を撮っていたら、一気にドシャ降り・・・。ま、山の天気なので・・・】

【もう一枚、ドシャ降りの明神池を。これはこれで好きな雰囲気ですが】
『明神池』の案内はこちらから
www.kamikochi.or.jp
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雨の明神池も撮れたし、小梨平に戻りましょう。

【帰りも大好きな岳沢湿原を経由して帰ろうと思います】

【少し晴れ間が戻ってきた岳沢湿原で素敵なカメラで撮影している方がいたので、カメラの写真を撮らせていただきました。やはりここは撮影ポイントとして抜群とのこと】
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【小梨平キャンプ場に戻って来ました。雨上がりの新緑が綺麗です】

【中川橋を渡れば、もうテントサイトに到着です。この橋の架かる景色も好きな景色の一つ】

【小梨平で風呂に入って、食堂で夕食、生ビールを一杯飲んだら、夜行バスでほとんど寝ていない疲れも出て、もう何もする気力がなくなりました・・・。誰もいないし、少しまったりしてもう寝ます・・・】
あとがき
いつもそうなのですが、管理人は夜行バスではほとんど眠れず、1日目はほぼ徹夜状態ですので、近くて安全な散策路で岳沢湿原と明神池周辺をブラブラとすることにしています。
今回は雨の明神池を撮りたかったので、明神まで行きましたが、岳沢湿原だけを見て小梨平キャンプ場に戻ってしまうこともあります。
キャンプでは体調不良が一番危惧されることですので、体調と相談しながら無理をしないように過ごしています。
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さて、2回にわたり1日目の様子を書いてきましたが、何しろ3泊4日ですのでまだまだ続きます。
ですが、夏休みに上高地でのキャンプを考えている方も多いと思いますので、2日目の様子の前に、次回は小梨平キャンプ場の紹介を書いてみようと思いますので、またよろしくお願いいたします。
撮影使用機材 オリンパス E-M1&12-45mmF4.0
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最後までお読みいただき、ありがとうございました。